使命感
admin≫
2009/06/15 18:19:42
2009/06/15 18:19:42
2009.6.10
ホテルのレストランで、ゆったりとブランチ。12時、囃子方一行はジャンタクに乗り込み、国立劇場へと向かった。
さあ、今日は2日目。舞台セットは、日ごと解体しなければならず、一から作り上げている。これぞまさしくプロ根性というものか。師は、開演前の記者会見に臨んだ。来年の「大東京独演会」は、なんと国立の大ホール(1600人収容)で、10日間連続公演が決まっている。ゲストは日替わりで、東西の大御所がズラリ顔を並べることに。驚異、賛嘆。
「桂文珍大東京独演会 vol.3」(中日/昼15時開演)
「リクエストコーナー」
『地獄八景』 桂 文珍
「女道楽」 内海 英華
『そこつ長屋』 桂 文珍
仲入り
『商社殺油地獄』 桂 文珍
「桂文珍大東京独演会 vol.3」(中日/夜19時開演)
「リクエストコーナー」
『商社殺油地獄』 桂 文珍
「女道楽」 内海 英華
『胴乱の幸助』 桂 文珍
仲入り
『そこつ長屋』 桂 文珍
鳴 物:林家うさぎ
笛 :月亭 八天
お茶子:林家 市楼
このところ、笛の仕事だけでも、使命感を持てるようになったのは、どういう心境の変化か。やはり落語が好きで、芸能が好きだから。いい環境に恵まれていることに、感謝しなければならない。
2日目が終わった。麻布十番にある「礼」の個室で、師を囲み小宴を催す。そのあと、ホテル近くの「一蔵」で、スタッフと慰安会。3時解散。
ホテルのレストランで、ゆったりとブランチ。12時、囃子方一行はジャンタクに乗り込み、国立劇場へと向かった。
さあ、今日は2日目。舞台セットは、日ごと解体しなければならず、一から作り上げている。これぞまさしくプロ根性というものか。師は、開演前の記者会見に臨んだ。来年の「大東京独演会」は、なんと国立の大ホール(1600人収容)で、10日間連続公演が決まっている。ゲストは日替わりで、東西の大御所がズラリ顔を並べることに。驚異、賛嘆。
「桂文珍大東京独演会 vol.3」(中日/昼15時開演)
「リクエストコーナー」
『地獄八景』 桂 文珍
「女道楽」 内海 英華
『そこつ長屋』 桂 文珍
仲入り
『商社殺油地獄』 桂 文珍
「桂文珍大東京独演会 vol.3」(中日/夜19時開演)
「リクエストコーナー」
『商社殺油地獄』 桂 文珍
「女道楽」 内海 英華
『胴乱の幸助』 桂 文珍
仲入り
『そこつ長屋』 桂 文珍
鳴 物:林家うさぎ
笛 :月亭 八天
お茶子:林家 市楼
このところ、笛の仕事だけでも、使命感を持てるようになったのは、どういう心境の変化か。やはり落語が好きで、芸能が好きだから。いい環境に恵まれていることに、感謝しなければならない。
2日目が終わった。麻布十番にある「礼」の個室で、師を囲み小宴を催す。そのあと、ホテル近くの「一蔵」で、スタッフと慰安会。3時解散。
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アラ還世代
admin≫
2009/06/15 17:18:50
2009/06/15 17:18:50
2009.6.9
正午、半蔵門にある国立劇場小ホールの楽屋に入った。1年ぶりである。やはり、他所のホールと違い、格式ある伝統芸能の香りが漂う。道具方の清水くんも藤本くんもピリピリしている。囃子場で演奏をするときは、衣裳着用を義務づけられた。
さて、今年もここで、文珍師の「大東京独演会」が、3日間、昼夜6公演行われる。幕開けのリクエストコーナーでは、前回同様、橘右橘氏の寄席文字で、35席(+番外)の演目がずらっと並んだ後ろ幕が下ろされる。そこへ今回は「本日のおすすめ」の5席も加えられた。さあ、なにが選ばれることやら……。
「桂文珍大東京独演会 vol.3」(初日/昼15時開演)
「リクエストコーナー」
『老婆の休日』 桂 文珍
「女道楽」 内海 英華
『地獄八景』 桂 文珍
仲入り
『そこつ長屋』 桂 文珍
「桂文珍大東京独演会 vol.3」(初日/夜19時開演)
「リクエストコーナー」
『そこつ長屋』 桂 文珍
「女道楽」 内海 英華
『らくだ』 桂 文珍
仲入り
『ヘイ!マスター』 桂 文珍
鳴 物:林家うさぎ
笛 :月亭 八天
お茶子:林家 市楼
師は初日からガンガン飛ばしていく。さすがは飛行機乗り。アラ還世代とはいうものの、そのバイタリティや、恐るべし。落語を演じるというより、噺と戯れ、客と遊び、高座を楽しんでいるようである。わたしもあと12年後、こんな風になりたいものだ。
この日の慰労会は、西麻布のしゃぶしゃぶ「ひで」にて。初日だけに、なんだかちょっと疲れた。ホテルへ戻るなりグッタリ。
正午、半蔵門にある国立劇場小ホールの楽屋に入った。1年ぶりである。やはり、他所のホールと違い、格式ある伝統芸能の香りが漂う。道具方の清水くんも藤本くんもピリピリしている。囃子場で演奏をするときは、衣裳着用を義務づけられた。
さて、今年もここで、文珍師の「大東京独演会」が、3日間、昼夜6公演行われる。幕開けのリクエストコーナーでは、前回同様、橘右橘氏の寄席文字で、35席(+番外)の演目がずらっと並んだ後ろ幕が下ろされる。そこへ今回は「本日のおすすめ」の5席も加えられた。さあ、なにが選ばれることやら……。
「桂文珍大東京独演会 vol.3」(初日/昼15時開演)
「リクエストコーナー」
『老婆の休日』 桂 文珍
「女道楽」 内海 英華
『地獄八景』 桂 文珍
仲入り
『そこつ長屋』 桂 文珍
「桂文珍大東京独演会 vol.3」(初日/夜19時開演)
「リクエストコーナー」
『そこつ長屋』 桂 文珍
「女道楽」 内海 英華
『らくだ』 桂 文珍
仲入り
『ヘイ!マスター』 桂 文珍
鳴 物:林家うさぎ
笛 :月亭 八天
お茶子:林家 市楼
師は初日からガンガン飛ばしていく。さすがは飛行機乗り。アラ還世代とはいうものの、そのバイタリティや、恐るべし。落語を演じるというより、噺と戯れ、客と遊び、高座を楽しんでいるようである。わたしもあと12年後、こんな風になりたいものだ。
この日の慰労会は、西麻布のしゃぶしゃぶ「ひで」にて。初日だけに、なんだかちょっと疲れた。ホテルへ戻るなりグッタリ。
メンテナンス
admin≫
2009/06/15 15:38:31
2009/06/15 15:38:31
2009.6.8
昨夜はよく飲み、よく食べ、よく唄った。おかげで今日は夕方まで酒が抜けきらない。
明日から5日間の旅に出る。東京〜埼玉〜岐阜、そして日曜日は「やなぎはらYEBISU亭」。来週は「桜宮寄席」「みんな八天の会」、再来週は「ハナノベ」と続く。『胴ぎり』『崇徳院』『借家借り』『花筏』に、プラス『釣りは天国』『地獄八百景』……。持ちネタを増やすのもよいが、それをまんべんなくメンテナンスするのも大変である。ただいま134席。
とにかく明日から4泊5日の支度にかかろう。土曜日の衣裳2着を含めると、赤いキャリーバッグがギッチリ詰まって、城の石垣のように重くなった。
昨夜はよく飲み、よく食べ、よく唄った。おかげで今日は夕方まで酒が抜けきらない。
明日から5日間の旅に出る。東京〜埼玉〜岐阜、そして日曜日は「やなぎはらYEBISU亭」。来週は「桜宮寄席」「みんな八天の会」、再来週は「ハナノベ」と続く。『胴ぎり』『崇徳院』『借家借り』『花筏』に、プラス『釣りは天国』『地獄八百景』……。持ちネタを増やすのもよいが、それをまんべんなくメンテナンスするのも大変である。ただいま134席。
とにかく明日から4泊5日の支度にかかろう。土曜日の衣裳2着を含めると、赤いキャリーバッグがギッチリ詰まって、城の石垣のように重くなった。
ファクトリイ
admin≫
2009/06/08 18:55:40
2009/06/08 18:55:40
2009.6.7
13時半、トリイホールに入った。出演者はすでに全員到着。先にハメモノを合わせる。今日は鳴物を打てる人間が二乗くんとわたしだけ。方正くんにも八斗くんにも早く覚えてもらいたい。
楽屋で談笑しながら、本番を待った。予定より10分早く開場。客足が気がかり。開演5分前、バルコニーから見下ろすと、すでに場内は大入満員。スタッフがあわてて補助席を出している。入場者数110名。こんなにたくさんの方々にお越しいただき、感謝感謝の気持ちでいっぱいである。では、そろそろ二番太鼓を打つ囃そうか。
=トリイ寄席特別企画=
第1回「HatTenファクトリイ」(15時開演)
『色事根問』 月亭 八斗
『四人ぐせ』 桂 二乗
『天災』 月亭 八天
『宮戸川』 月亭 方正
『算段の平兵衛』 月亭 八天
仲入り
『残月の譜』 月亭 八天
三味線:浅野 美希
公演は2時間40分と少々長丁場であった。八斗くんは2回目の高座。ピリピリ感がこちらにまで伝わってくる。指導した者としては、ハラハラドキドキ。『算段の平兵衛』は方正くんの『宮戸川』とちょっと付いた感がある(噺が似通っていた)。番組構成を考慮しなければ。心配していた『残月の譜』の笛は、なんとか吹けてよかった。
いつもの落語会とは、少し空気が違ったように思う。落語初体験者が多かったせいか。でも、お帰りの際のみなさんの笑顔、アンケートの書き込みを見ていると、ともに異空間を楽しんでいただけたのではないだろうか。通りがかりに文楽の英大夫がお越しになっていたのにはビックリ。初のフリースタイル落語会は無事終演。ミナミ活性化のために役立っただろうか。次回は明年2月7日(日)開催予定。
打ち上げはオリエンタルホテル「坐・和民」にて。今日ライブに参加していただいた近大フォークソングサークルOBも別テーブルで飲んでいる。ちょっくら顔出しのご挨拶。
そのあと、ホーセイ、ハットを連れて、久しぶりに「天ぷら牧」へも寄った。そこでも日本酒をシコタマ飲って、最後はカラオケ。方正くんとは、いつものこのコース。結局、4時帰宅と相成った。
13時半、トリイホールに入った。出演者はすでに全員到着。先にハメモノを合わせる。今日は鳴物を打てる人間が二乗くんとわたしだけ。方正くんにも八斗くんにも早く覚えてもらいたい。
楽屋で談笑しながら、本番を待った。予定より10分早く開場。客足が気がかり。開演5分前、バルコニーから見下ろすと、すでに場内は大入満員。スタッフがあわてて補助席を出している。入場者数110名。こんなにたくさんの方々にお越しいただき、感謝感謝の気持ちでいっぱいである。では、そろそろ二番太鼓を打つ囃そうか。
=トリイ寄席特別企画=
第1回「HatTenファクトリイ」(15時開演)
『色事根問』 月亭 八斗
『四人ぐせ』 桂 二乗
『天災』 月亭 八天
『宮戸川』 月亭 方正
『算段の平兵衛』 月亭 八天
仲入り
『残月の譜』 月亭 八天
三味線:浅野 美希
公演は2時間40分と少々長丁場であった。八斗くんは2回目の高座。ピリピリ感がこちらにまで伝わってくる。指導した者としては、ハラハラドキドキ。『算段の平兵衛』は方正くんの『宮戸川』とちょっと付いた感がある(噺が似通っていた)。番組構成を考慮しなければ。心配していた『残月の譜』の笛は、なんとか吹けてよかった。
いつもの落語会とは、少し空気が違ったように思う。落語初体験者が多かったせいか。でも、お帰りの際のみなさんの笑顔、アンケートの書き込みを見ていると、ともに異空間を楽しんでいただけたのではないだろうか。通りがかりに文楽の英大夫がお越しになっていたのにはビックリ。初のフリースタイル落語会は無事終演。ミナミ活性化のために役立っただろうか。次回は明年2月7日(日)開催予定。
打ち上げはオリエンタルホテル「坐・和民」にて。今日ライブに参加していただいた近大フォークソングサークルOBも別テーブルで飲んでいる。ちょっくら顔出しのご挨拶。
そのあと、ホーセイ、ハットを連れて、久しぶりに「天ぷら牧」へも寄った。そこでも日本酒をシコタマ飲って、最後はカラオケ。方正くんとは、いつものこのコース。結局、4時帰宅と相成った。
前日の不安
admin≫
2009/06/08 13:59:23
2009/06/08 13:59:23
2009.6.6
今週の月曜日は産経新聞夕刊に、木曜日は朝日新聞夕刊に、明日の「HatTenファクトリイ」の記事が写真入りで掲載された。
大きな会の前になると、観客動員をはじめ、諸々のことが気にかかる。そうなったら、なかなか稽古に集中できない。このたびはホール主催であるから、先方へ全部任せておけばいいのだろうけど、やはりオーディエンスが少なければ格好がつかない。
この2、3年で落語会の数がグンと増えた。日曜日の昼ともなると、京阪神だけで20近く開催されている。その中から、わたしの会を選んで来てくださる方が、さて何人いるのだろうか。そんな不安が脳裏をよぎる。ホールに問い合わせると、昨日今日で予約者が倍増したと、うれしい知らせ。あとはいい落語をするのみ。体調を万全にして臨もう。
今週の月曜日は産経新聞夕刊に、木曜日は朝日新聞夕刊に、明日の「HatTenファクトリイ」の記事が写真入りで掲載された。
大きな会の前になると、観客動員をはじめ、諸々のことが気にかかる。そうなったら、なかなか稽古に集中できない。このたびはホール主催であるから、先方へ全部任せておけばいいのだろうけど、やはりオーディエンスが少なければ格好がつかない。
この2、3年で落語会の数がグンと増えた。日曜日の昼ともなると、京阪神だけで20近く開催されている。その中から、わたしの会を選んで来てくださる方が、さて何人いるのだろうか。そんな不安が脳裏をよぎる。ホールに問い合わせると、昨日今日で予約者が倍増したと、うれしい知らせ。あとはいい落語をするのみ。体調を万全にして臨もう。