落語の記事一覧
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まだ間に合う!5月6月の落語会情報
admin≫
2010/05/11 02:51:47
2010/05/11 02:51:47
●5月23日(日)13時30分開場/14時開演 第2回「八天・聖天・八聖亭」 福島八聖亭=JR「福島」より徒歩8分、聖天通商店街の信号2つ越え左手、エイトワンビル2F 出演: 月亭 八天<三席相勤め申し候> 桂 春蝶 月亭 天使<初高座披露> 三味線:豊田 公美子 料金:前売¥1800/当日¥2000(要予約) 予約・問合:06-6956-8810 英知プロジェクト PC予約フォーム http://formmail.jp/00084041/ ●5月25日(火)18時開場/18時30分開演 第5回「天か市の会」~八天・市楼ふたり会 アークカルチャースタジオ=地下鉄「文の里」北へ徒歩3分、アークビル6F 月亭 八天 2席 林家 市楼 2席 笑福亭 飛梅 月亭 天使(番外) 三味線:吉川 絹代 料金:前売¥1500/当日¥1800(要予約) 予約・問合:06-6623-8166 アークカルチャー(大谷) PC予約フォーム http://formmail.jp/00084041/ ●6月6日(日)14時30分開場/15時開演 兵庫八天の会 第28回「やなぎはらYEBISU亭」 神戸柳原・蛭子神社=JR「兵庫」東へ徒歩3分 出演: 『肝つぶし』「おたのしみ」月亭 八天 『悋気の独楽』桂 文華 『東の旅』月亭 天使 三味線:勝 正子 料金:前売1500円/当日1800円 予約・問合:078-681-8012 原商店 PC予約フォーム http://formmail.jp/00084041/ ●6月9日(水)18時開場/18時30分開演 八天・きん太郎ふたり会「HANJYOTEI 6・9(ロック)の日」 天満天神繁昌亭=地下鉄「南森町」、JR「大阪天満宮」徒歩3分 出演: 月亭 八天 桂 きん太郎 林家 市楼 スペシャルゲスト:有名音楽アーティストのミニライブあり 三味線:寺西 美紀 料金:前売2500円 /当日3000円 前売販売:0570-02-9999 ぴあ 問合:06-6352-4874 繁昌亭 PC予約フォーム http://formmail.jp/00084041/ ●6月19日(土)17時30分開場/18時開演 第32回「みんな八天の会」 玉初堂アネックスホール=JR・地下鉄「森ノ宮」東へ徒歩5分 月亭 八天『肝つぶし』『涙をこらえてカラオケを』 笑福亭 生喬『おたのしみ』 月亭 天使「開口一番」 三味線:早川 久子 入場料:1500円(要予約) 予約・問合:06-6971-2142 玉初堂 PC予約フォーム http://formmail.jp/00084041/ ●6月26日(土)19時開演 落語再生公会堂「ハナシをノベル!!」vol.24 大阪市中央公会堂地下会議室=地下鉄・京阪「淀屋橋」徒歩5分、京阪「なにわ橋」すぐ 月亭 八天 NEW TITLES「踊る大迷惑(魔人ハンターミツルギ 原作)」 REMASTER『殺しの罠(太田 忠司 原作)』 林家 染弥「おたのしみ」 月亭 天使「開口一番」 田中 啓文「トークでノベル」 三味線:浅野 美希 総合プロデュース:水嶋 眞弓(月刊「大阪人」) 入場料:前売1800円/当日2000円 PC予約フォーム http://formmail.jp/00075580/ 予約専用アドレス hananobe@mac.com 問合:06-6956-8810 英知プロジェクト ●6月28日(月)18時30分開演 「今藤政之祐の長唄と落語の会」 福島八聖亭=JR「福島」より徒歩8分、聖天通商店街の信号2つ越え左手、エイトワンビル2F 出演: 今藤 政之祐/杵屋 禄山/杵屋 禄丈/月亭 八方/月亭 八天/ほか 三味線:豊田 公美子 料金:お問い合わせください 問合:06-6451-5500 八聖亭 ●6月30日(水)14時開演 第1回「福島いこい寄席」 福島区民センター=地下鉄「野田阪神」、阪神「野田」西へ徒歩3分 出演: 月亭 八天/笑福亭 銀瓶/月亭 天使/ほか 「お囃子セミナー」あり 三味線:浅野 美希 料金:お問い合わせください 問合:06-6468-1771 福島区コミュニティ協会
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ちりとて落語
admin≫
2009/07/29 10:44:09
2009/07/29 10:44:09
2009.7.26
9時、自宅前から車を走らせた。中崎町で寺西さんを、大阪駅西口で八斗くんを拾って、福島から高速池田線に乗る。小浜西まで約2時間半。途中、車軸を流すような豪雨に見舞われ、視界が閉ざされた。たしか前に車で小浜を訪れたときも、これに近い大雨だった。山あいだけでなく、町なかもどしゃ降り。この状態で落語会は行われるのだろうか。
12時半、幸い雨は上がった。客足を心配していたが、ぼちぼちとお客さんが、お越しになられたようだ。さて、ちりとて落語の会は14時開演。
はまかぜプラザ「ちりとてちん寄席」
『かわりめ』 月亭 八天
『色事根問』 月亭 八斗
『仔猫』 月亭 八天
仲入り
『算段の平兵衛』 月亭 八天
三味線:寺西 美紀
暑い、暑過ぎる。舞台の真後ろにクーラーがある。なのに利かない。どうやら先ほどの雨で漏電したらしく、『仔猫』の最中には、高座の上の蛍光灯までが消えた。これって効果的な演出? それとも例のオカルト現象か(京の町家で、『足あがり』の最中にガラス障子が落ちた一件)。
『算段の平兵衛』は先方からの指定。ドラマ「ちりとてちん」の中に出てきた落語のスタンプラリーをやっているとか。残すは、このネタと『ひとり酒盛』だったそうな。
帰りは八斗くんに運転を代わってもらった。日曜の夕方、しかも夏休みだけに道が混んでいる。大阪に着いたのは20時。
一旦解散後、20時30分に扇町のスパニッシュ「Bar Pintxos(バール・ピンチョス)」に集結。タパスの盛り合わせ(蛸のマリネ、オリーブ酢漬け、ジャガイモのサラダ、ジャガイモとツナのオムレツ、白金豚ペーストのカナッペ)、白金豚のホホ肉トマトソースのスパゲティや仔牛トリッパのトマト煮もいける。赤ワインはチリとイタリアのドッシリ系を2本開けた。ううん、今日もいい噺、いい酒、いい料理にめぐりあえた。
うわあ、外は大雨だあ。梅雨はいったいいつまで続くんだろう……。
いきなりトリ?
admin≫
2009/07/29 09:54:14
2009/07/29 09:54:14
2009.7.24
14時からグランキューブでクラシックコンサートがあったが、午前中からバタバタしていたので断念した。一緒に連れて行くはずのみるくに悪いことをした。一旦、駅まで出かけたが、家に舞い戻ってくると、われわれの昼御飯がない。申し訳にふたりでランチを食べに行く。リニューアルした「昇龍軒」の皿うどんとちゃんぽん。そして、デザートは「ロイヤルホスト」のスイーツ。
16時半、文の里の「アークカルチャースタジオ」に着くと、もうすでに師匠が来られていた。私の顔を見るなり、いきなり、
「八天師匠、今日はあんたがトリとってくれるか」
「ええ、そうなんですか」
「わたしは、その前で軽〜いネタさしてもらいまっさかいに……」
「ヒエ〜」
今日は二つ目くらいの出番であろうと思っていたから、まったく心積もりをしていなかった。道中、繰ってきたネタは『茶の湯』。でもせっかくなら、ハメモノの入るものを。できるだけ鳴物方に負担をかけず、ハメモノの入るネタは……。
第11回「月亭会」(19時開演)
「ごあいさつ」 月亭 八方
『色事根問』 月亭 八斗
『オーサカ、シネマロケンロール』
月亭 遊方
『新・鉄砲勇助』 月亭 八方
『仔猫』 月亭 八天
三味線:浅野 美希
今回はじめての夜公演。薄ボンヤリした照明に、怪談じみた噺が合うだろうと『仔猫』を選んだ。わたしの大好きなネタのひとつである。
スタッフを交えての打ち上げは、23時過ぎまで続いた。師は落語への想いを雄弁に語る。いま温めているネタは『持参金』。『鼻の狂歌』は福団治師に習いに行ったとか。それに江戸落語『三方一両損』をなんとか上方演出してみたいという野望まで。60の手習いとはいえ(?)、師が頼もしく、われわれもボウッとしてはいられない。さあさ、稽古稽古。
連日の熱帯夜。窓全開で寝ているから、喉の調子が思わしくない。生活環境はすべて舞台に反映される。良いことも悪いことも。商売道具をメンテナンスすることは、プロの職人なら当り前。改善すべきは改善すべし。
ゾクッとして、ホロッとして
admin≫
2009/07/23 10:10:20
2009/07/23 10:10:20
2009.7.18
ひかり、こだま、東海道本線と乗り継いで、藤枝に到着したのは10時。7ヶ月ぶりに「蕎麦酒かわかつ」の暖簾をくぐった。店長やおとうさん、おかあさんのにこやかな笑顔に迎えられ、また今回も張り切ってやりましょうと元気に挨拶。
舞台設営をしているうちに、早々とお客さんがお見えになった。控えに使わせてもらう2階の倉庫には冷房がない。わあ、強烈に暑い。「フ〜ッ、となる前に、冷蔵庫に入ってください」。零度の空間は、まるで冷凍サウナ。暑いわーい、冷たいわーい、おなじみ『船弁慶』の焼き豆腐になりそうだ。
さて、3年目で第5回を迎える当席の、まずは昼の部のはじまり、はじまり〜。
第5回「かわかつ八天寄席」初日昼の部(11時半開演)
『皿屋敷』 月亭 八天
仲入り
『ぬけ雀』 月亭 八天
お客さまからの依頼で、今回は怪談噺と人情噺のご注文を受けた。ただし、大阪の落語には本格怪談噺も人情噺もほとんど存在しない。江戸文化と上方文化、江戸っ子と浪花っ子の気質の違いから、そうなったことをお伝えし、まあ、怪談がかったもの、人情めいたもので、「ゾクッ!」と「ホロッ!」を聴いていただくことにした。
終演後、お昼の弁当をいただき、そのあと高座で稽古。あれれ……。いつのまにやら座布団の上でコックリコックリ。どうも睡魔が襲って来たようだ。冷たい水で顔を洗って、気を引き締めてかかろう。
第5回「かわかつ八天寄席」初日夜の部(17時半開演)
『御神酒徳利』 月亭 八天
仲入り
『足あがり』 月亭 八天
終演後は、例によって、みなさんと美酒美食を楽しむ時間。萩錦の酒蔵から「本醸造南アルプス」、大井川茶園から「開運」を差し入れにいただいた、それに加えてハウスワイン「杉錦」。どれもこれもうまいのなんの、かわかつのお料理によく合うこと。
二次会は、駅東側「DE愛」という店でカラオケパーティー。相変わらず、にぎやかな面々が集う。半年に一度しか会わないのに、十数年来の付き合いのような気がする。不思議な縁、不思議な出会い。これぞまさしく生きている醍醐味。ありがたや、ありがたや。
明日は夜に貸切公演がある。
毎度勉強
admin≫
2009/07/17 17:07:23
2009/07/17 17:07:23
2009.7.13
前回は第七藝術劇場を使ったが、今回は大楽 新僑飯店の宴会場を借りての「十三寄席 噺のにぎわい」。夏はこちらのほうがいい。映画館は暑くて暑くて。開演前に関大の政策創造学部の学生さんから、十三の町おこしについてインタビューを受けた。そもそも十三寄席とは……。最近、取材を受けることが多いので、いかに端的に、いかに分かりやすく説明するかを研究している。今日はうまく発揮できただろうか。
第43回「十三寄席 噺のにぎわい」(18時半開演)
『四人ぐせ』 笑福亭生寿
『宗論』 笑福亭笑助
『抜け雀』 月亭 八天
仲入り
『ATM』 月亭 八天
三味線:山澤 由江
長嶺かほり
お茶子:足利 智実
手伝い:月亭 八斗
太田忠司氏原作の『ATM』が意外に受けた。あんなにシュールなネタなのに。元々、落語でもなんでもない。「異形コレクション」の中にあった短編小説を、わたしがお願いして落語にさせてもらっているだけだ。初演のときとは違って、前半部分に少し手を入れたが、今度は後半にも、なんらかの工夫を加える必要がありそうだ。毎度、勉強になる。
終演後は、いつものように「富五郎」にて打ち上げ。わいわいがやがや……と、こちらも話のにぎわいだ。
23時、中締め。あとはお好きなように。わたしは八斗くんに送ってもらって帰宅。ああ、明日はまた四国か……。