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瀬を早み〜 

2009.6.14

 関西も梅雨入りしたとは言え、雨が降ったのは初日だけ。今日もいいお天気に恵まれた。しかも日中は真夏のような暑さである。
 13時過ぎ、
蛭子神社に到着。エアコンを18度に設定して、それでも汗をかきかき、みんなで舞台造り。下の受付には、すでにお客さまが、数名来られている。開場を15分早めることに。
 今回から料金を値上げさせていただいた(本来は20回記念から変更する予定であったが、1年間据え置きしていた)。そこへ新型インフルエンザの影響も伴って、参加者が激減するのでは、と懸念していたが、なんのことはない。いつもにも増して、大勢の人出。開演前、会場はもうギューギュー詰めになっている。熱気がムンムン立ち込め、扇子や団扇であおぐ姿がチラホラ。冷房が追いつかない。動員数120名。こんなにたくさんお越しいただけるとは……、深謝。

兵庫八天の会
第24回「
やなぎはらYEBISU亭」(15時開演)

『米揚げ笊』   桂 吉の丞
『胴ぎり』    月亭 八天
『禁酒関所』   笑福亭由瓶
『崇徳院』    月亭 八天

三味線:吉崎 律子
手伝い:月亭 八斗

 今回は新規のお客さまが、たくさんいらっしゃったようである。仲入りなしで約2時間の公演であったが、非常に質の高い内容となった。あとで考えれば、よく似た噺が並んだ。『米揚げ笊』と『崇徳院』は、公衆の面前で大声を出すという点、『胴ぎり』と『禁酒関所』は、武士が人を斬るという点が類似。仕方なく『崇徳院』で、「瀬を早み〜」とやる前に、「大豆、中豆、小豆〜」とどなってみた。ま、ちょっとしたお遊び。
 終演後は「
ヨカロー」の本格中華を味わいながら祝杯をあげた。席亭の原さん、スタッフの吉川さん、芸大の村上さんも。
 帰りはノンアルコールの八斗くんに運転してもらい、車を駐車場へ入れると、自宅近所の「
もりちゃん」で再度乾杯。今日の落語について、あるいは彼の今後の進展などを話し合う。
 23時、解散。
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HN:
月亭八天
年齢:
64
HP:
性別:
男性
誕生日:
1960/09/12
職業:
落語家
自己紹介:
上方落語家・月亭八天
 1960年(昭和35)、大阪市中央区日本橋1丁目(日本一)生まれ。近畿大学在学中はミナミのライブハウスで弾き語りをしながら、音楽アーティストを夢見ていたが、次第に子どものころから憧れていた落語家を志望するようになる。4年間の落語浪人を経て、1986年(昭和61)3月、大学卒業と同時に月亭八方師に入門。
 京・大坂の風俗と人情を生き生きと描いた上方落語を演じるべく、落語に登場する生活風俗や舞台となった大阪の町などを徹底的に考察することを身上とし、「八天流」の芸を追求している。また歌舞伎や文楽など古典芸能にも造詣が深く、数少ない寄席の囃子方として笛を受け持つ。
 1996年(平成8)5月、なにわ芸術祭落語部門最優秀新人賞受賞。併せて大阪府知事賞、大阪市長賞受賞。また平成9年度大阪府芸術劇場奨励新人に指定。
 精力的に地域寄席をプロデュースしており、「十三寄席 噺のにぎわい」(大阪・十三)をはじめ、「八天の会」(大阪・森之宮)、「兵庫八天の会 やなぎはらYEBISU亭」(神戸・柳原)「HATTENプロジェクト会議」(大阪・梅田)」など、大阪、神戸の各地域で独演会形式の落語会を開催。また地域寄席「上新庄えきまえ寄席」では、「HATTENらくごワールド」と題し、年2回(2月・8月)、3席ネタ卸しに挑戦。2006年春からは、坂田三吉で有名な通天閣を見上げる将棋屋で「新世界ジャンジャン寄席」が、大阪市中央公会堂では、小説家・田中啓文氏とのコラボレーション「落語再生公開堂 ハナシをノベル!!」が、2007年から国立国際美術館(肥後橋)で「月亭八天のアートな落語会 みゅ〜じあむ亭」が、なんばパークスの書店では「&音寄席 大大阪大八天の会」がスタート。
 その集大成として、毎秋、ワッハホール(大阪・なんば)での独演会で、聞けば幸せになる八天の「しあわせ落語」を結実させている。ただいま東京での独演も計画中。
 芸歴20周年を記念して「HATTENカーニバル」と題した感謝祭が様々な形で展開。
 2005年11月の「第10回 月亭八天独演会(320名動員)」を皮切りに、12月に〜兵庫八天の会〜「第10回 やなぎはらYEBISU亭(100名動員)」、2006年3月16日の入門記念日を挟んで10日間の連続公演「ALL THAT HATTEN 10days(通算300名動員)」、4月に「第30回 十三寄席 噺のにぎわい(新僑飯店宴会場にて300名動員)」、6月に「第20回 RENEWAL八天の会(大阪KKRホテルにて280名動員)」、11月に「第11回 月亭八天独演会」と続く。
 1997年(平成9)から、自作のホームページ「HATTEN WORLD」を開設。落語会の案内、入門秘話など豊富なコンテンツを掲載している。「DIARY」では日記を公開。落語会の様子、稽古の苦悩、他の落語家たちとの交流などを書いて好評を得ている。毎日更新中。