酔い待ち月
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2009/07/23 10:28:14
2009/07/23 10:28:14
2009.7.19
中庭を見下ろせる2階の座敷に通された。松に泉水、紫陽花に百合、目を楽しませてくれる。 懐石の料理は、食前酒にりんご酒。付き出しが、鯵の博多押し、針独活、叩き芋。お椀は、鱧、冬瓜、オクラすり流し。造りは、鰹、平目、いか。八寸は、メダイ昆布〆、糸瓜と焼き椎茸の胡麻酢和え、カマス寿司、丸十レモン漬け、たたきオクラ、たらこ味噌漬け、大梅。焼き物は、鮎の風干し、白瓜雷干し土佐漬け、はじかみ。冷たい焚き合わせは、織戸茄子オランダ煮、南瓜石川小芋旨煮、万願寺青唐焼き干し、ずいき、にこごり。〆は、丸子(まりこ)名物のとろろ汁をご飯にかけて食す。菓物は、とろろアイスにあんこ。
10時30分、大井川茶園雪嶋社長の案内で、工場を見学させていただき、お茶のパックにオリジナルTシャツまで頂戴した。早速、アディダスならぬ「味出す」のロゴ入りシャツを着用。
かわかつのお父さんも誘って、雪嶋氏の車で約30分のドライブ。静岡市の山あいにある、大正8年創業の老舗「待月楼」へ連れていってもらった。ここは元旅館だとか。竹林に囲まれ、お隠れ宿のようである。名前がいい。月亭を待つ市楼(なんでやねん)。
昼間から贅沢させていただいた。このお返しは、いい高座、いい噺で。
さあ、今夜は貸切公演。気合い入れて頑張ろう。
第5回「かわかつ八天寄席」二日目貸切(17時半開演)
『花筏』 月亭 八天
仲入り
『仔猫』 月亭 八天
今宵の懇親会では、「磯自慢」「志太泉」をグイグイ。席上、主客のデンティスト岡先生から、岡山の「ままかり」のご主人とおかみさんをご紹介いただいた。でも、わたしは初対面じゃなかった。文珍師と過去2度か3度訪れ、おふたりには挨拶もしている。2階の座敷で落語会をしたいとか。願ってもない話。是非とも「ままかり八天亭」を実現させたい。
岡ファミリーと「ラ・カメリア」で赤ワインを数杯、「BELLINI(ベリーニ)」でマーカーズマークを数杯飲んで……、お開きは……何時だったろう……?
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下準備
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2009/07/23 09:58:20
2009/07/23 09:58:20
2009.7.17
明日からの藤枝ツアーのため、キャリーバッグに荷物を詰め込む。今回はバタバタしていて、見台膝かくしを先方へ送れなかった。毛せん、名ビラは持参する。照明は……。ううん、やはり車で行くことにしようか。そのほうが運搬には都合がいい。いまや高速も大幅割引で、休日早朝なら現地まで1850円で行ける。これはいい。ん……しかし、よく考えると、小生の車にETCは付いていなかったのだ。ならば、バスという手もある。いや、長時間の移動は腰痛持ちにはキツい。夏休みに入り、渋滞も予想される。となると、結局、新幹線か。空席状況はどうだろう……。
5時半起きの6時半出発になりそう。もう休もう。
明日からの藤枝ツアーのため、キャリーバッグに荷物を詰め込む。今回はバタバタしていて、見台膝かくしを先方へ送れなかった。毛せん、名ビラは持参する。照明は……。ううん、やはり車で行くことにしようか。そのほうが運搬には都合がいい。いまや高速も大幅割引で、休日早朝なら現地まで1850円で行ける。これはいい。ん……しかし、よく考えると、小生の車にETCは付いていなかったのだ。ならば、バスという手もある。いや、長時間の移動は腰痛持ちにはキツい。夏休みに入り、渋滞も予想される。となると、結局、新幹線か。空席状況はどうだろう……。
5時半起きの6時半出発になりそう。もう休もう。
川の流れの酔うに
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2009/07/17 17:48:25
2009/07/17 17:48:25
2009.7.15
究極のオムライスを求めて、天満与力町公園横にある「幹」へ。ランチタイムはサラダ、デザートがついて700円。しかも大盛り(レギュラーはごはん1杯半分、大盛りはごはん2杯半分)でも同じお値段。ソースは、オリジナルケチャップ、デミグラス、トマトの3種類から選べる。わたしはトマトソースをチョイス。もちろん大盛りで。出てきたオムライスは、豆乳を入れた卵で巻かれていて、スプーンを入れると、ふんわ〜りトロ〜リ。中は五穀米のトマトライス。こだわりのチキンが入っていないのは残念だが、タマネギの入ったトマトソースといい、酸味がきいてイタリアンテイストであっさり風味。普段、ほとんど米を食べないが、大盛りでもペロッといけた。今度来たときは、ほかのメニューも頼んでみたい。
13時40分、早々と協会会議室に到着。道中に買ったうこん茶とチョコレートで一休み。14時から「んなあほな」の編集会議がはじまる。
15時半、福島へ移動。16時から18時まで、ホテル阪神「ストリートカフェ」で打ち合わせ。
売れても占い「聖天通商店街」をブラッとして、ザ・シンフォニーホールへ向かった。今夜の「金八会」は、関西フィルハーモニー管弦楽団のコンサートからスタートする。ホール前で、玉初堂の中造社長に偶然バッタリ。あとでわかったことだが、関フィルの法人後援会に入ってらっしゃるようだ。
さて、ドクター金とお会いして劇場内に入る。前回同様、ステージ下手から見下ろす席。ここからなら、指揮者の表情も演奏者の表情もよく見える。
スメタナ作曲「わが祖国」=関西フィルハーモニー管弦楽団(飯守泰次郎指揮)。「モルダウ」は、昨秋の大阪センチュリー交響楽団(本名徹次指揮)で聴いた。でも「わが祖国」の全曲は、8年前のチェコ・フィル(ヴラディーミル・アシュケナージ指揮)以来。あのときは、初めから終わりまで、とめどなく涙が流れた。生きる勇気を与えられた。そして、その年の独演会のテーマソングを「わが祖国」にしたのだった。
今回、おもしろいことを発見。モルダウ川の滔々(とうとう)と流れる様が、外からではなく、中に感じられた。つまり、岸から眺めているのではなくて、自分自身が川に入り、流されているような気になったのはどうしてか。
終演後、ロビーで指揮者の大河内雅彦さんと再会。以前に「BAR UNO」で、席を並べてお話ししたことがある。今宵タクトを振っていた飯守さんは、大河内さんの師匠である。いまから楽屋へ挨拶に行くというので、金先生とわたしは同行させてもらうことにした。
飯守氏は、わたしが落語家だと話すと、
「落語、好きなんだよなあ。でも聞きに行ける時間がなくてねえ……」
それでも、なんか嬉しい。マエストロにお目にかかっただけでも光栄である。
ホールを離れ、3人で福島路地にある「晴屋(はれるや)」に落ち着き、軽く一杯。「DINO206」のすぐ向かいである。
最終的に源八橋までタクシーを走らせ、「BAR UNO」で締め。
このところ、少量の酒で酔う。今日は、生ビール1、焼酎ロック3、赤ワイン3、生ビール1だけ。
午前1時、ドクターはお帰りになった。カウンターにいた仲間に、「もう一軒」と誘われたが、申し訳ないけれど、わたしも失礼させてもらうことに。やはり、川に落ち、水に飲まれ、流されているような感覚が続いている。
コンピラきんぴら
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2009/07/17 17:21:00
2009/07/17 17:21:00
2009.7.14
新幹線岡山経由、マリンライナーで瀬戸大橋を渡る。このところ稽古ばかりが続いているので、あまり車窓からの景色を眺める余裕がない。高松駅前、全日空ホテルクレメント高松で恒例のディナーショー「クレメント寄席」は19時10分開演。
ホテルの場合、音合わせ、明かり合わせに時間がかかる。ようやくひと段落したところで、控室にて食事をいただく。これがこの日はじめての御飯。
終演すれば、また同じ行程を引き返すだけ。わずか半日動いただけだが、ドッと疲れが押し寄せる。重い足を引きずるようにして帰路に就いた。
おやおや、もうお腹が減っているではないか。帰ってから、スキヤキ小鍋で缶ビールをキューッ。
ヘトヘトもへと
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2009/07/17 16:49:49
2009/07/17 16:49:49
2009.7.12
6時起き。7時42分の新幹線で新山口へ。駅から車で約1時間。のどかな田園風景を眺めているうちに、仙崎湾が見えてきた。山口県立劇場ルネッサながとに到着。今日も今日とて「文珍独演会」。この3日間、四国、関東、中国……行き先はバラバラである。
元来た道を引き返し、新大阪に着いたのは22時28分。もうヘトヘト。
帰宅後、明日の十三寄席の稽古……と思うが、先に汗を流して、睡眠を摂るほうがいいかも。それでも1時半まで起きて、なにかとゴジャゴジャ。