日食とは日々食べること?
admin≫
2009/07/29 07:49:00
2009/07/29 07:49:00
2009.7.22
朝からドンヨリ曇っている。ああ、そうだ。今日は日食の日だ。時計を見ると11時。ああ、見逃してしまったか。早速テレビをつけた。やっている、やっている。しかも硫黄島からの生中継。コロナ、プロミネンス、ダイヤモンドリングも、リアルタイムで見れた。一方、大阪の空では、雲の向こうで太陽が8割欠けたという。なんや、生を見たかったなあ……。
15時、道頓堀松竹座へ。「NINAGAWA 十二夜」2度目の観劇。前回は実費にて、1階の前から5列目、ほぼ中央の1等席(15750円)、今回は招待だから、3階の4列目、下手端。舞台の見え方が全然違う。やはり、歌舞伎は前で観るほうが迫力があっていい。
もっとも3階には大向こうさんが座っている。舞台全体を見渡せるから、芝居の進行はよくわかる。ただ、役者の表情、声の響き、鳴物の聞こえ方などが、かなり遠く感じてしまう。
まあ、わたしにとっては、前回、近くで観ていたから、アングルが変わっておもしろかった。
芝居が果て、地下鉄で四天王寺前夕陽ケ丘へ。桃谷の「桃屋」には久しぶりに来た。8月8日の「モーツァルト・コンサート」の打ち合わせ。いずみ音の「和」サークルの森河さんをはじめ、今日はピアノ演奏者の鈴木さん、田村さん、舞台監督の横田さんにもお会いした。どうやら内容は、ほぼ固まってきたようである。あとは当日のお楽しみ。わたしはそれまでにネタを覚えて、稽古をつけていただいて、万全を期さなければならない。
PR
新席誕生
admin≫
2009/07/25 20:41:02
2009/07/25 20:41:02
2009.7.20
ホテルの部屋でカップそばを食べたあと、ちょっと駅前をウロウロしてみた。暑い。暑過ぎる。明後日の日食ショーに向けて、太陽が照りたおしているのか。さっき着替えたばかりのTシャツがビショ濡れ。1時間ほど歩いたが、結局、ホテルへ戻り、ちょっとひと休み。
16時過ぎ、旧街道沿い、白子名店街の中にある「<a href="http://www.at-s.com/BIN/GURU/GURU0040.asp?yid=B468174794">魚久</a>」へ。初めての場所は、会場設営に少々時間がかかる。そのために昨日、下見に訪れ、ある程度、準備はしたつもり。でも、実際問題、お手伝いいただく方々への指導からなにから、ひとりでこなすのは気力、労力を要する。とにかく気持ちよく、落語ができれば言うことなし。
第1回「魚久はってん会」(17時半開演)
『おもしろ落語講座』
『動物園』 月亭 八天
仲入り
『かわりめ』 月亭 八天
今日も一期一会の高座であった。こちらのお客さまの中には落語ファンが多く、『かわりめ』を途中で切らずにオチまで演ったことに評価をいただいた。考えれば今回は素噺の会として、どの席も15分の休憩を挟んで、2席でちょうど90分の番組であった。
以前、文珍独演会で訪れた「藤枝エミナース」の方にもお会いできたし、落語を通じて新たなる出会いもたくさん生まれた。
近くの「奥州屋」で、有志だけの二次会。どうやら1回こっきりにならずに、2回、3回と続けていただけるようだ。
こうして3日間の藤枝公演は、無事幕を下ろした。次回は11月を予定している。
ホテルの部屋でカップそばを食べたあと、ちょっと駅前をウロウロしてみた。暑い。暑過ぎる。明後日の日食ショーに向けて、太陽が照りたおしているのか。さっき着替えたばかりのTシャツがビショ濡れ。1時間ほど歩いたが、結局、ホテルへ戻り、ちょっとひと休み。
16時過ぎ、旧街道沿い、白子名店街の中にある「<a href="http://www.at-s.com/BIN/GURU/GURU0040.asp?yid=B468174794">魚久</a>」へ。初めての場所は、会場設営に少々時間がかかる。そのために昨日、下見に訪れ、ある程度、準備はしたつもり。でも、実際問題、お手伝いいただく方々への指導からなにから、ひとりでこなすのは気力、労力を要する。とにかく気持ちよく、落語ができれば言うことなし。
第1回「魚久はってん会」(17時半開演)
『おもしろ落語講座』
『動物園』 月亭 八天
仲入り
『かわりめ』 月亭 八天
今日も一期一会の高座であった。こちらのお客さまの中には落語ファンが多く、『かわりめ』を途中で切らずにオチまで演ったことに評価をいただいた。考えれば今回は素噺の会として、どの席も15分の休憩を挟んで、2席でちょうど90分の番組であった。
以前、文珍独演会で訪れた「藤枝エミナース」の方にもお会いできたし、落語を通じて新たなる出会いもたくさん生まれた。
近くの「奥州屋」で、有志だけの二次会。どうやら1回こっきりにならずに、2回、3回と続けていただけるようだ。
こうして3日間の藤枝公演は、無事幕を下ろした。次回は11月を予定している。
酔い待ち月
admin≫
2009/07/23 10:28:14
2009/07/23 10:28:14
2009.7.19
中庭を見下ろせる2階の座敷に通された。松に泉水、紫陽花に百合、目を楽しませてくれる。 懐石の料理は、食前酒にりんご酒。付き出しが、鯵の博多押し、針独活、叩き芋。お椀は、鱧、冬瓜、オクラすり流し。造りは、鰹、平目、いか。八寸は、メダイ昆布〆、糸瓜と焼き椎茸の胡麻酢和え、カマス寿司、丸十レモン漬け、たたきオクラ、たらこ味噌漬け、大梅。焼き物は、鮎の風干し、白瓜雷干し土佐漬け、はじかみ。冷たい焚き合わせは、織戸茄子オランダ煮、南瓜石川小芋旨煮、万願寺青唐焼き干し、ずいき、にこごり。〆は、丸子(まりこ)名物のとろろ汁をご飯にかけて食す。菓物は、とろろアイスにあんこ。
10時30分、大井川茶園雪嶋社長の案内で、工場を見学させていただき、お茶のパックにオリジナルTシャツまで頂戴した。早速、アディダスならぬ「味出す」のロゴ入りシャツを着用。
かわかつのお父さんも誘って、雪嶋氏の車で約30分のドライブ。静岡市の山あいにある、大正8年創業の老舗「待月楼」へ連れていってもらった。ここは元旅館だとか。竹林に囲まれ、お隠れ宿のようである。名前がいい。月亭を待つ市楼(なんでやねん)。
昼間から贅沢させていただいた。このお返しは、いい高座、いい噺で。
さあ、今夜は貸切公演。気合い入れて頑張ろう。
第5回「かわかつ八天寄席」二日目貸切(17時半開演)
『花筏』 月亭 八天
仲入り
『仔猫』 月亭 八天
今宵の懇親会では、「磯自慢」「志太泉」をグイグイ。席上、主客のデンティスト岡先生から、岡山の「ままかり」のご主人とおかみさんをご紹介いただいた。でも、わたしは初対面じゃなかった。文珍師と過去2度か3度訪れ、おふたりには挨拶もしている。2階の座敷で落語会をしたいとか。願ってもない話。是非とも「ままかり八天亭」を実現させたい。
岡ファミリーと「ラ・カメリア」で赤ワインを数杯、「BELLINI(ベリーニ)」でマーカーズマークを数杯飲んで……、お開きは……何時だったろう……?
ゾクッとして、ホロッとして
admin≫
2009/07/23 10:10:20
2009/07/23 10:10:20
2009.7.18
ひかり、こだま、東海道本線と乗り継いで、藤枝に到着したのは10時。7ヶ月ぶりに「蕎麦酒かわかつ」の暖簾をくぐった。店長やおとうさん、おかあさんのにこやかな笑顔に迎えられ、また今回も張り切ってやりましょうと元気に挨拶。
舞台設営をしているうちに、早々とお客さんがお見えになった。控えに使わせてもらう2階の倉庫には冷房がない。わあ、強烈に暑い。「フ〜ッ、となる前に、冷蔵庫に入ってください」。零度の空間は、まるで冷凍サウナ。暑いわーい、冷たいわーい、おなじみ『船弁慶』の焼き豆腐になりそうだ。
さて、3年目で第5回を迎える当席の、まずは昼の部のはじまり、はじまり〜。
第5回「かわかつ八天寄席」初日昼の部(11時半開演)
『皿屋敷』 月亭 八天
仲入り
『ぬけ雀』 月亭 八天
お客さまからの依頼で、今回は怪談噺と人情噺のご注文を受けた。ただし、大阪の落語には本格怪談噺も人情噺もほとんど存在しない。江戸文化と上方文化、江戸っ子と浪花っ子の気質の違いから、そうなったことをお伝えし、まあ、怪談がかったもの、人情めいたもので、「ゾクッ!」と「ホロッ!」を聴いていただくことにした。
終演後、お昼の弁当をいただき、そのあと高座で稽古。あれれ……。いつのまにやら座布団の上でコックリコックリ。どうも睡魔が襲って来たようだ。冷たい水で顔を洗って、気を引き締めてかかろう。
第5回「かわかつ八天寄席」初日夜の部(17時半開演)
『御神酒徳利』 月亭 八天
仲入り
『足あがり』 月亭 八天
終演後は、例によって、みなさんと美酒美食を楽しむ時間。萩錦の酒蔵から「本醸造南アルプス」、大井川茶園から「開運」を差し入れにいただいた、それに加えてハウスワイン「杉錦」。どれもこれもうまいのなんの、かわかつのお料理によく合うこと。
二次会は、駅東側「DE愛」という店でカラオケパーティー。相変わらず、にぎやかな面々が集う。半年に一度しか会わないのに、十数年来の付き合いのような気がする。不思議な縁、不思議な出会い。これぞまさしく生きている醍醐味。ありがたや、ありがたや。
明日は夜に貸切公演がある。